DAIRY ESSAY
定演当日までの日々を綴った
現役生のエッセイ集
WEB BOOKLET
定演当日来場者に配布する
プログラムのWeb版
REHEARSAL PHOTO
前日リハーサルの
写真集

テレビの天気予報では、一様に「厳しい冷え込みが...」のコメントが繰り返され、
"日曜の夜公演"という悪条件と相まって、やはりお客さんは少ないんじゃないかと、不安を胸に迎えた227日。

「とにかくいいステージを創る。それが今できること」と気持ちを切り替え、簿記検定受検組を除いたメンバーで、午後より最終リハーサルを開始。

またOBもそれぞれの役割を果たすべく、入念な打ち合わせを繰り返し、開演準備に奔走していました。


やがてメンバーも揃い、リハーサルが進むにつれ「いよいよ始まるんだ」と気持ちが昂ぶり、これまでのつらい練習の日々が、ほんの少し頭をよぎる頃、ふと気づけばホール外には長蛇の列!!
受付担当の15期生が中心になって、手際よく行列整理にあたってくれたのですが、この時、早くもOBの面々は、この定演が大成功を収めることを予感し、ほくそ笑んでいました。

17:15、開場。
さんざん待たされても、黙って耐えてくださっていた
お客様が、みるみる吸い込まれるようにホールへ入場していかれます。

同時刻、楽屋では現役生が腹ごしらえ。
リハーサル中は、厳しい目をしていた彼らでしたが、
この頃には、表情からも体からも無駄な力が抜けて、愛くるしい笑顔を振りまいていました。
たくさんのお客様が、まもなく始まるステージに大きな期待を寄せるのと同じくらい、現役生たちは数十分後、舞台でお客様と会えるのが、本当に楽しみで仕方がない様子。
この相思相愛の関係が、今回のすばらしいステージを産み出したのです。


まもなく18時。
予備ブザーが鳴ってもなお、少しでもいい座席を!とうろうろ探すお客様でごったがえし、ホール内はなかなか落ち着きません。
舞台袖では、現役生が集合してチューニングを開始。 ホールへ洩れ聞こえるB♭(ベー)音の響きに、お客様の期待感は「おっいよいよか。」と最高潮に達し、舞台裏のスタッフは改めて気を引き締めました。

暗転の中に現役生が入場し、スタンバイ。
開演を知らせるブザーが鳴り響き...舞台に光が。
それは「すばる星」の輝きでもあります。さあ、ショータイムのはじまりです。

NHK大河ドラマ『新選組!』メインテーマで幕を開けた演奏会。
すばる合唱隊が花道にずらり。フレッシュな中にもおごそかさを湛えた美声を披露すると、楽屋で準備をしていたOBステージ出演者が「え?これウチの部員が歌ってんの?」「合唱部連れてきたんかと思った」と驚くほどの上出来ぶり。
「校歌」練習の賜物ですね。もちろんすばるの「ジョン」によるソロもありました。

その後、ぎっちり満員のお客様にすっかり気を良くした
部員たちは、リハーサルでもなかなかお目見えしなかったほどの輝かしい響きを、惜しみなく聴かせてくれ、客席でも舞台袖でも「すごいな」と賞賛する声が何度も交わされました。

1部のメインプログラム交響詩「エグモント」のクライマックス
では、バンダバンドとステージバンドの音が呼応しあい、まぶしいほどのサウンドがホールを満たしました。吹奏楽ファンの皆様にも十分満足いただけたことでしょう。

「これを見るために今日は来たんだ!」というお客様が一番多かったのでは、と思われる2部ステージドリル。 このとき、観客動員数はなんと1,900人超を記録!
プラムホールの客席数が1,305席ですから、そのすさまじさと言ったら、もう!
座席の空きがないばかりか、立ち見スペースもなく、2,3Fにいたっては通路までぎっしりいっぱいで、それはもうコンサートホールの客席の風景とは思われない様相を呈していました。

そんな中で、スタートしたドリルステージ。
そのぎっしり!な客席からは、何度も感嘆のため息と「カッコイイ!!!」という黄色い声が飛び交いました。

パーカッションパートの充実ぶりを、驚きうらやむOBもたくさんいたようですね。

「え、もう終わっちゃうの?」と惜しまれつつ、2部が
終了。 インターバルを挟んで、現役生が一番気合を入れて準備してきた(?)ファイナル、POPSステージがスタート。

司会の16期岡田嬢が、高らかに3部開幕宣言!
お客様のわくわく感を刺激する、ノリノリビートに
合わせて登場したのは、今秋よりすばるのスターと
して大活躍の「ゴリエちゃん」!バックダンサーの女の子に引けをとらない、キュートで
元気いっぱいのステップを披露。どう見ても過不足ない女子高生っぷりを見せてくれましたが、彼は立派なイケメン男子高生です。

これを皮切りに、ヨン様マツケンORANGE RANGE...旬のスターが次々に登場する豪勢な
舞台となりました。
もちろん往年のヒット曲や、すばるオリジナルメドレーには欠かせない「川の流れのように」などの演歌も盛り込み(そういえば「孫」イントロの "じいちゃん、
ばぁちゃん" は誰の声なのか、ずっと気になってるんですが...)、客席は大喜び!

たとえ一見さんでも、涙なしには見られない3年生コーナーを経て、演奏会はいよいよエンディングへ。

最後のナンバーはエルクンバン・チェロ
吹奏楽では古くからおなじみのポップス曲ですが、すばるらしく、かっこよく仕上げて
いました。聴かせどころのフルートソリ、受け持った2人は、顧問も一目置く名奏者。
曲が始まる直前、「おし、やるでミサ!」「うん」と舞台袖で気合を入れての演奏でしたが、いかがでしたか?

アンコールでは、今演奏会大活躍だったトランペット3人組によるトランペット吹きの
休日
を披露しました。
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観客席の熱気が、現役生たちのパワーの源となり、そのパワーがまた客席をさらに
ハイテンションに。

演奏者・聴衆ともに感動できる音楽を


客席とステージの連鎖反応が折り重なって、すばる高吹奏楽部のモットーが、まさに
形になったひとときでした。

たけうちカメラマンによるフォトアルバム
1.OB/2.現役生編